2012年10月22日月曜日

10月21日 コトルからポドゴリツァへ

コトルのバスセンターから10:17発の便で首都ポドゴリツァへ向かいます。
ポドゴリツァへのバスは、1時間に12本あります。

こちらのバスは、なかなか出発時刻が判らないことがあります。
あらかじめ調べて行った筈が、便が増えていたり変わったりします。

サラエヴォからのバスがそうでした。
予め調べた時間は07:25発のみでしたが、現地で確認したら10:00発のもありました。
おかげで、朝早く起きずにすみましたが・・・
会社が違ったりすると、ネットだけでは判らないですね。

長距離バスでもC/Cの使えない窓口も多く、現地通貨のキャッシュでのみでの支払いを要求するところもあります。
だから、予めのチケット購入が必要になります。

時刻表の掲示してある所も少なく、窓口で確認する必要があります。
出発するホームも、よく変わります。

アナウンスがあるみたいですが、現地語ですので判りませんし、音も低く、エンジンの音もあるので地元の人も聞こえないのではないかと思います。

窓口も横柄な所が多いですし、なかなか共産主義時代の習慣は抜けきっていません。
肝心のツーリストインフォメーションですら、愛想の無い所も多いのです。

そう言えば、ボスニア・Hのサラエヴォではトラム、トロリー、バスとも経営が違うようで、共通の一日券などはありませんでした。
TABACCO売り場でも、近くにトロリーの停留所があるのに、トロリーチケットを買えないこともありました。

ドブロヴニクでは、バス時刻が停留所に貼ってあります。
これは普通ですよね。
最初はこの時間をその停留所の出発時間と思っていたのですが、全く別の時間にバスが来るのです。
貼ってある時刻表を良く見ると、どの停留所も同じ時間なのです。
そうなんですよ、川崎さん(古い!)
この時間は、始発停留所の出発時間なのです。
だから、停留所によっては何十分も遅れてきます。
そんなの旅行者には判りません。

コトル発は、20数人乗りのミニバス(14/人)でした。
途中、乗り降りを繰り返して行くと、満員近くになり、時には立つ人もいます。
こんなミニバスにも車掌さんがいます。
いい年をしたおじさんです。
客は立っても、車掌は運転手の隣の席に座ったままです。

荷物を、バスの車体の下部(または後部)に預けるのにもお金が必要です。
12かかります。
こういうお金は、車掌さんの人件費になるのでしょうか?

ポドゴリツァに着いて窓口に行き、明日朝10時発の鉄道の切符を買おうとして、話がかみ合わないのでおかしいと思ったらバスチケットの窓口でした。

教えられた鉄道駅は、ちょっと離れた所にありました。
バスターミナルに比べて、建物も窓口も貧相です。

ここでは国鉄なのに(だからか?)C/Cも効かず、ユーロのキャッシュ(モンテネグロの通貨はユーロです。)での支払いでした。
セルビアの首都ベオグラードまでの料金は、1等でも64/2人でした。
ユーロのキャッシュが残り少なくなりました。
ベオグラードまで10時間の長旅になります。
食堂車は付いていない(多分)ので、2食分の買出しが必要になりました。

2次世界大戦で、主な建物は壊されてしまい、首都でもポドゴリツァでは見る所は殆どありません。
その辺の地方都市といった感じです。
今回も、バール鉄道に乗るための通過点になります。
 
コトルのホテル・マリアをチェックアウト、
とても笑顔の多い人で、身長は180cm以上ありました。

コトルの旧市街からバスセンターへ

ポドゴリツァ行きのミニバス

ポドゴリツァに着きました。

鉄道駅のチケット売り場、ここも窓口はおばさんばかり、首都の駅なのに英語は殆ど通じません。
チケットの表示も現地語のみです。

駅そばのホテル エヴロパへ、普通のビジネスホテルを想像していたのですが、遠めには民家みたい。
€54のエコノミーDを予約していたのですが、与えられた部屋は3階の、テラスのある広いトリプルでした。

ホテルの部屋から、鉄道が直ぐ前に

鉄道駅、右にバスセンターがあります。

街に出て、昔の時計塔が、時刻は冬時間のままです。

味も素っ気も無い、共和国広場

ホテルに戻って下のレストランでディナーを、左は鱈の仲間メルルーサ(半身を3枚も)をパン粉でくるんでソティしたもの、右はモンテネグロの郷土料理ポペチ(Popeci)、魚はOKでしたが、Popeciの味は想像してください。
これからも苦労しそうです。



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